男の子なのにピンクのランドセル?
別に良いんじゃない?…と自分の息子に言えるだろうか。
ピンクのランドセルにしたことを素直に喜べるだろうか。
ジェンダーレス化している社会といえど、男の子でピンクのランドセルは…と思ってしまう。
でも何故ピンク=女の子の色になったのだろう?
いつからピンクは女の子のいろになったのだろう?
日本でピンクが女の子の色、可愛いらしい色になったのはいつなのか。
きっかけはあったのか。
子供の頃から当たり前にあった価値観。
世界から見ると全く違う。
世界でのピンク色の位置づけやピンク色の歴史、様々な視点からピンクというテーマで調べていて面白かったです。
なんて狭い世界で生きてきたんだろうと思わされたし、
色んな切り口のピンクを知って
正解は1つじゃなくて、たくさんあるんだと思えました。
著者の なかむらるみさんは新聞のランドセルのコラムを読んで、ピンク=可愛い色、女の子の色という固定概念に疑問をもち、かっこいいピンクを探すことにしたのが今回の たくさんのふしぎのお話。
沢山の専門家や職業の人に取材をしていって、ピンクから想像もしなかったたくさんの世界をみることができました。
子供が小学校中学年くらいになったら
改めて読みたいなと思った内容でした。
雑談のネタにもなるし、自分自身の勉強にもなりました。
何事にも疑問を持って生きる人になりたいとおもいました。